地の隔たり

【地の隔たり】
近くに見えても、すぐには届かない。傾斜が生み出す距離感は、重荷を担ぐと何倍にも遠い。
自分はなぜそこに向かうのか? そこに山があるからさ、などと達観の境地にはとても至らない。
でも、山に魅せられた者はまた行きたくなる。
禍の治まりを祈りながら。

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